スザルル

 

 ゼロレクイエムの時の話でした。
 スザクはルルの気持ちを解っていて、それに正当な理由があれば無粋な真似はしなさそう。
 普段空気を読まないくせに、こういう時だけ空気を読む。
 そのことも賢いルルは承知の上なので、お互い、相手の気持ちを知っていて、それから背けています。
 でも、若干、スザクはそんなルルと自分をうらめしく思います。
 ルルは逆に空気を読んだスザクに感謝してそう。
 と、悶々考えて作った話です。

 09.2.12